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令和8年度第1学期始業式

令和8年度 第1学期始業式 校長講話

  皆さん、おはようございます。

   新しい学年の一学期が始まりました。今日が一年のスタートです。皆さんも新しい学年のスタートにあたり、新しい目標を立てたり、計画を立てたりしていると思います。

  学校には、校訓や教育目標などがあります。

  校訓は皆さんもよく知っているとおり、「和(なご)やかに 厳(きび)しく」です。

  教育目標は、あまり目にすることがありません。

  本校の教育目標は、「総合学科における教育活動の中で、豊かな創造性と思いやりのある人材を育成し、活力のある、地域に愛され信頼される学校を目指す。」とあります。

  私も、今日から新しい気持ちで、皆さんと、先生方と、そして保護者の方々、地域の方々と一緒に、自分の仕事をしっかり行い、明るく、元気な笑顔あふれる学校になるよう、また意義のある一年間になるよう、努力したいと考えています。

  この一年が、お互いにとってかけがえのないよい年になるよう、それぞれの目標に向かって一歩ずつ努力を積み上げていきましょう。

  ところで、この「努力を積み上げる」ということについて、話をします。

  どんなことでも、できないことができるようになるのは簡単ではありません。場合によっては、たくさんの時間が必要になることもあります。

  ところが、人は2、3回チャレンジしてできなかったりすると、そこでやめてしまうことがあります。でも、やめてしまうと、できるようになる可能性はゼロになってしまいます。

  皆さんもよく知っていると思いますが、「ヘレン・ケラー」という方がいました。幼い時の病気が原因で、目が見えなくなり、耳も聞こえなくなり、話をすることもできませんでした。

  この「ヘレン・ケラー」にたくさんのことを教えたのが、「サリヴァン先生」という家庭教師の先生でした。「サリヴァン先生」はものすごくたくさんの時間を使って、少しずつ、根気強く、ヘレンに勉強を教えました。ヘレンもたくさんのことを学びました。

  しかし、ヘレンはどうしても声を出すことができませんでした。ヘレンはどうにかして声を出したくていろいろなことを試しました。のどに手をやったり、サリヴァン先生の口の中に指をいれたり・・・。

  そして、ある日ついにヘレンは『It is warm today.(今日は暖かいです)』と自分の声を出すことができたのです。

  それは、ヘレンが11歳の春のことでした。サリヴァン先生がヘレンの家庭教師になってから、なんと4年もの年月が経っていたのです。

  「今日は暖かいです。」という簡単な言葉を出すために、ヘレンとサリヴァン先生は4年もの間、努力を続けたのです。

  4年というのは本当に長い時間です。そんなにたくさんの時間をかけて、やっと一つのことができるようになったのです。

  そう考えると、私たちは普段の生活の中で、多少の努力をした程度で「努力したのにできない」などとあまりにも簡単にあきらめてしまっているのではないでしょうか。

  できなければ、もっともっと時間をかけて、できるようになるまで何度でもチャレンジすればよいのです。

  新しく立てた目標が、「努力したけどできない」とあきらめそうになったとき、ぜひ、この話を思い出してみてください。

  一年は長いようですが、あっという間に過ぎ去っていきます。

  時間を無駄にせず、あきらめないで努力を積み重ね、みんなでともに頑張っていきましょう

  以上、新年度始業式の講話とします。

  最後まで、静かに聴いてくれてありがとう。終わります。