校長挨拶

~和やかに 厳しく~


埼玉県立小鹿野高等学校 校長 浅見 和義

1 おがの「小鹿野」
  「小鹿野町」は、埼玉県西部の山間に位置し、その名である「おがの」の由来は、平安時代中期に編さんされた「和名抄」に記されている「巨香郷(こ()かのごう)」が始まりといわれています。我が町「小鹿野」は、地元民による歌舞伎や火縄銃を使った鉄砲祭りなど始めとし、長い間地元に伝えられた伝統と文化が息づいています。
 

2 地域に愛される学校づくり-県立学校初のコミュニティ・スクールとして
 本校の教育活動は、校内だけにとどまりません。幼稚園・小中学校との連携、地域行事への積極的な参加など、明るく豊かな・住みよい郷土づくりにも貢献できる「地域に愛される学校」となるべく取り組んでいます。
 
これまでの取組が組織的・継続的なものとなるよう、小鹿野高校は県立学校としては初となるコミュニティ・スクールになりました。平成から令和へ移り変わる年に合わせ、小鹿野高校は「地域とともにある学校づくり」に一層取り組んでまいります。


3 山村留学ができる学校-県内唯一の取組を実施しています

 本校は、県内で「山村留学」ができる唯一の学校です。小鹿野町の文化やスポーツに興味・関心を持つ遠方からの希望者を、小鹿野町にある宿泊施設が受け入れるものです。親元を離れ、心身を大きく成長させて、多くの卒業生を送り出しています。遠方の希望者を受け入れることで、新しい人間関係や刺激・活力、多様な価値感を、学校我が町「小鹿野」にもたらしてくれることも期待しています。

4 生徒の数だけ、夢と時間割がある-総合学科
 本校は、昭和231948)年に開校、平成152003)年に総合学科に改編されました。地域に根ざした総合学科の高校として、学力と人間力が身に付いた生徒づくり、地域に信頼される学校づくりを目指しています。
 学校規模は3クラス120名定員という、県下でも
屈指の小さな学校です。小規模校のメリットを最大限に生かし、生徒一人ひとりの名前や性格、家庭環境までも充分に把握して、その多様な夢や希望を伸ばすべく、職員一丸となって取り組んでいます。
 1年次は、クラス単位の授業が基本となります。2年次に向け、「産業社会と人間」という科目
などで先生から丁寧なガイダンスを受け、自分の進路について考え、2年次以降の科目選択をスムーズに進めます。この科目は自分の生き方についての考えを深めることを目標とした、総合学科の核となる科目です。
 2年次からは、「国際教養系列」「情報・ビジネス系列」「福祉・生活系列」「郷土・環境系列」の4系列に置かれた約80の選択科目から、自分の進路実現のために必要な科目を探し学習を進めていきます。生徒の数だけ、夢と時間割があります。


5 さらに進めたい取組
 これまでの教育活動にさらに磨きをかけるため、次の2点に取り組みたいと考えています。第一に、小さい学校だからこそできる「確実な進学・就職」、そして、それを支える「学力向上」と「きめ細かな生徒指導」等、一人ひとりの多様な夢や希望を最大限に伸ばす教育環境作りをさらに目指します。第二に、地域を元気にする、地域の創り手を育成する学校づくりに取り組んで参りたいと思います。

 本校では目標をしっかり持ち、努力して自分の夢を実現していこうとするファイトのある生徒を待っています。中学生の皆さん、保護者の皆さん、ぜひ小鹿野高校の温かく元気な高校生活を見に来てください。